誰のせいでもない。
今日は上司の話を聞いた。
今の所属している部署はもうすぐ人数が半分まで減り、残り半分は別会社へと出向になる。
そこに対する不安の気持ちが大いに溢れていたのを感じたからだ。
話を聞いていると悲観的なものしか出てこない。過去にトラウマの様なことがあったようだ。
自分で自分の事を縛り、悲観し、怒り、不満を持っていた。
全部自分でその考え方を選び、やっていることなのに。
もし選んでいないと言うのならば、そもそも自分の行動の責任を他者に委ねるな。
これからのことはわからない。
だけどわかりたい。
わからないという空白を埋める為に用いるのは過去の経験だ。
その過去の経験が辛い出来事だと捉えているのなら、そこから持ってこれるのも辛い考えだけだ。
自分の軸を過去におくな。
当時の状況は大変だったのだろう。
しかし今はその当時ではないのだ。
過去と今を一緒にしてはいけない。
過去に縛られていることに気付くべきだ。
変化に対する柔軟さと素直さを持つべきだ。
明るい方向へいきたいのであれば、光が入ってくるように扉を開けろ。
長く話をする中で明るさが戻り、当人にとって少しだけ光が射したようだった。
今日は少し無理をした。
相手の闇が入ってくるのがわかったし、胸が苦しくなった。
踏み込む度合いとコミュニケーションの学びにはなった。
バランスをとって、無理なく磨いていきたい。